放送大学

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放送大学は、教職課程がありません。

ですから、初めて教員免許状を取得する方は教員免許状を取得することはできません。

ですが、現職教員の方が上位・他教科・隣接校種の教員免許状を取得することは可能です。

その他にも専修免許状、特別支援学校教諭、栄養教諭の免許状を取得できます。

代表住所・・・・・千葉県千葉市美浜区若葉 2-11(地図

取得できる教員免許

現職教員等の方が、各都道府県教育委員会が行う「教育職員検定」により下記の教員免許状を取得する場合に、放送大学・大学院で必要な科目の一部または全部を履修できます。

※ 教育職員検定・・・・・既に教員免許状を有している方が、所定の在職年数を満たすと共に大学において所定の科目を修得し、都道府県教育委員会に申請して教員免許状を取得する方法。

  • 上位・他教科・隣接校種の教員免許状(専修免許状を含む)
  • 特別支援学校教諭一種・二種免許状 (知的障害者領域・肢体不自由者領域)
  • 栄養教諭免許状
  • 幼稚園教諭免許(特例制度利用)

放送大学の特徴

特徴① 学習の基本は、「放送授業」

放送大学は、「放送授業」(教員による映像授業または音声授業)が学習の基本スタイルです。

「レポート学習」(テキスト学習 ➡ レポート作成)が学習の基本スタイルである通信制大学とは一線を画していると言えるでしょう。

放送大学では、テレビ(BS放送)やラジオで放送授業が全国に放送されています(科目によって、テレビ科目とラジオ科目に分かれる)。

放送大学の学生は、放送授業をテレビやラジオを通して受講します。

放送授業は、無料放送ですので、アンテナ・チューナーなどの受信環境が整えば、無料で視聴できます。

テレビ・ラジオ以外にも90%の科目がインターネット配信(PC、スマホ、タブレットなどで視聴可能)されています。

※ 放送授業のインターネット配信は放送大学の学生のみが視聴できます(ダウンロードはできません)。

また、全国の学習センター・サテライトスペースでも放送授業のCDやDVDが視聴できます(CDやDVDの貸し出しもOK)。

特徴② 全都道府県にキャンパスあり!

通信制大学を選ぶうえで本部キャンパスがどこにあるか、は重要な問題です。

なぜなら、スクーリング(面接授業)が本部キャンパスで開講されることが多いからです。

その点、放送大学はキャンパスが全47都道府県にあるので安心です。

放送大学のキャンパスは学習センター(全国50カ所)とサテライトスペース(全国7カ所)です。

放送大学の学生は自宅から一番近い学習センターまたはサテライトスペースを“本部キャンパス”として所属することになります。

学習センターとサテライトスペースは、土曜・日曜も開いています。

所属する学習センターだけでなく、全国各地の学習センター・サテライトスペースも自由に利用できるのも便利です。

学習センター・サテライトスペースでできることは以下の通りです。

  • 放送授業の再視聴
  • スクーリング(面接授業)の受講
  • 単位認定試験の受験
  • 学習相談
  • 図書の閲覧・貸し出し
  • サークル活動
  • 学生証や証明書の発行(サテライトスペースは除く)

特徴③ 負担が少ない授業料。

放送大学の放送授業は、1科目全15回(1回45分)の授業と、通信指導、単位認定試験が1学期(半年)で完結します。

授業料は履修する科目ごとに支払う仕組みで、放送授業は1科目11,000円、面接授業は1科目5,500円です。

放送大学は、放送授業、面接授業、オンライン授業、同時双方向Web 授業の4通りの方法で単位を修得します。

全科履修生は、卒業要件として、面接授業またはオンライン授業の単位を20単位以上修得する必要があります

単位修得方法

①放送授業

① 放送授業とテキストで学習します。放送授業は各学期、1科目あたり、週1回、45分の授業を15回受講します。

② 放送授業後に課される通信指導問題(択一式 or 記述式 or 両者併用式)を郵送またはインターネットで提出します。

③ 単位認定試験(択一式 or 記述式 or 両者併用式)を受験し合格すると単位を修得できます。

通信指導問題で合格点を取らないと単位認定試験を受験できません

②スクーリング(面接授業)

年間3,000以上のクラスが開講されています。

全国に57ヶ所あるサポート拠点(学習センター、サテライトスペース)で受講します。

授業への出席状況(8回の講義全てへの出席を前提)を満たしたうえで、学習状況が良好な場合に単位が与えられます。

※ レポート・試験等が課される場合あり。

③オンライン授業

インターネットに接続されたパソコンなどで受講するオンデマンド型授業。

授業を視聴し、課題(選択式問題、レポート、ディスカッション等)に取り組みます。

課題を提出することで成績評価を行うため、通信指導や学習センターで行う単位認定試験はありません。

※ 一部科目では単位認定試験が行われます。

卒業に必要なスクーリング単位のすべてを修得することも可能です。

42科目開講中(2022年現在)。

④同時双方向Web 授業(通称:ライブWeb授業)

Web会議システム(Zoom)を利用したリアルタイム型のインターネット授業。

面接授業の代替として2020年度から実施されています。

募集情報

選考方法 書類選考
募集人数

■ 全科履修生・・・・・15,000名

■ 選科履修生・科目履修生・・・・・40,000名

学費

授業料は、履修する科目数に応じて支払う仕組みです。

■ 入学料

全科履修生 24,000円、選科履修生 9,000円、科目履修生 7,000円

■ 授業料

放送授業・・・・・1科目(2単位) 11,000円 (テキスト費込み)

面接授業・・・・・1科目(1単位) 5,500円 (テキスト費別)

オンライン授業・・・・・1科目(1単位) 5,500円(テキストなし)

オンライン授業・・・・・1科目(2単位) 11,000円(テキストなし)

放送授業の授業料にはテキスト代、通信指導、単位認定試験受験料が含まれます

※ オンライン授業にはテキストがありません。

出願期間

■ 2023年4月生

第1回・・・・・ 2022年11月26日~2023年2月28日

第2回・・・・・ 2023年3月1日~2023年3月14日

■ 2023年10月生

未発表

郵送でもインターネットでも受け付けています。

学費分納に関して

不可。

授業料は入学時に全額を払い込むのではなく、学期ごと科目登録をした分を都度支払いになります。

在籍可能期間

■ 選科履修生・・・・・1年間

■ 科目履修生・・・・・半年間

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