放送大学
放送大学は、心理学の科目が豊富です。基礎から専門まで、さまざまな科目が開講されています。
- 心理学の基礎を学びたい。
- 職場のメンタルヘルスに活かしたい。
- 子育てに活かしたい。
- 教育や医療の仕事に活かしたい。
- 心理学の資格を取りたい。
など、様々な目的で学べます。
一般的な通信制大学は、テキストと参考文献を読み込んでレポートを作成するのが基本の学習スタイルです
しかし、放送大学は全科目が授業形式で基本的にレポートを作成することがありません。
テレビ、ラジオ、インターネット(スマホ・タブレット対応)で講義を視聴しながら学びます。
所在地・・・・・千葉市美浜区若葉2-11(地図)
- 心理学の開講科目が豊富(約40科目)。
- 「公認心理師」対応カリキュラムがスタート。
- 教員による授業(放送授業)を視聴しながら学ぶのが基本スタイル。
取得を目指せる資格 |
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学習方法 |
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スクーリング会場 |
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単位修得試験 |
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放送大学の特徴
特徴① 国家資格「公認心理師」資格の取得をめざせます!
公認心理師とは、2015年に成立した「公認心理師法」に基づく、心理職の国家資格です。
放送大学の公認心理師学部段階カリキュラムを修了するためには「大学における必要な科目」(25科目52単位)をすべて修得したうえで全科履修生として卒業要件を満たし卒業する必要があります。
「心理演習」「心理実習」(受講定員30名)を受講するためには選考試験(2023年度の出願倍率は、17.1倍)に合格しなければなりません。
ですから、選科・科目履修生として選考試験に必要な科目を修得し、選考試験に合格した際に全科履修生として入学し、残りの必要科目を修得し卒業するという方法もあります。
特徴② 心理学の科目が豊富(約40科目)!
放送大学は、基礎から専門まで心理学の開講科目が豊富(約40科目)です。
放送大学で学べる主な心理学の科目は以下の通りです。
心理学 |
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臨床心理学 |
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特徴③ 目的に合わせて学び方を選べます!
目的に合わせて学び方は以下の通りです。
① 資格取得をめざす・大学卒業をめざす ⇒ 全科履修生
② 興味・関心のある科目を1科目から学びたい ⇒ 選科履修生、科目履修生
③ 興味・関心のある科目群を学びたい ⇒ 放送大学エキスパート
全科履修生 | 卒業を目指す学生です。 学歴に応じて2年次・3年次に編入学できます。 既に大学を卒業しており、認定心理士の資格取得を目的とする場合は必要科目のみを履修し、中途退学することも可能。 最長10年間在学可能。 |
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選科履修生 | 興味・関心のある科目を1科目から履修できます。 在学期間:1年間 |
科目履修生 | 興味・関心のある科目を1科目から履修できます。 在学期間:半年間 |
放送大学エキスパート | 一定のまとまりのある学習プログラム(20単位以上)で「心理学基礎プラン」、「臨床心理学基礎プラン」などがあります。 修了者には履修証明書が交付されます。 |
特徴④ 認定心理士を取得できます。
放送大学で認定心理士の資格取得に必要な単位を修得できます。
2021年度末の累計では放送大学で認定心理士資格取得者(要件取得者)は1万3,000人以上です。
なお、放送大学大学院の修了生は、臨床心理士の合格率が74.6%(全国平均65.4%/2021年度)です。
選科履修生だと面接授業の履修登録がしにくいようなので、全科履修生で学ぶ方が良いようです。
※ 認定心理士の資格取得には面接授業の「心理学実験実習」を修得する必要があります。
特徴⑤ 放送授業の受講がメインの学習方法
一般的な通信制大学は、テキストと参考文献を読んでレポートを作成するのが基本的な学習スタイルですが、放送大学は違います。
放送大学は教員による放送授業を視聴しながら学習するスタイルが基本です。
放送授業は、テレビ、ラジオ、インターネット(スマホ・タブレット対応)を通じて視聴します。
※ 放送授業のインターネット配信は一部のテレビ科目では行われていません(ラジオ科目は全科目が配信されています)。
全科目が授業形式でレポートの作成はありません(面接授業の一部でレポートが課される場合あり)。
授業を視聴後には通信指導(択一式 or 記述式 or 両者併用式)が課され、通信指導で合格点を取ると単位認定試験(択一式 or 記述式 or 両者併用式)を受験できます。
テキストを読んでひたすらレポートを作成するという学習スタイルより続けやすいかもしれません。
特徴⑥ 全都道府県にキャンパスがあります!
全都道府県にキャンパス(全国50カ所の学習センターと7カ所のサテライトスペース)があり、学生は必ずどこか1か所に所属します。
キャンパスは、平日でも土曜・日曜でもオープン(月曜休み)している心強い存在です。
キャンパスで受けられる主なサポートは以下の通り。
- CDやDVDで、放送授業を再視聴できる
- 面接授業(スクーリング)を受ける
- 単位認定試験を受ける
- 学習相談を受ける
- DVD、CD、図書の閲覧、貸し出し
- サークル活動などの交流
- 学生証や証明書の発行(サテライトスペース除く)
特徴⑦ 学費がリーズナブル!
放送大学の学費は非常にリーズナブルです。
全科履修生の卒業までに必要な学費(概算)は、1年次入学生が70万6,000円、3年次編入学生が35万3,000円です。
授業料は、履修する科目数に応じて支払う仕組みで、放送授業は1科目11,000円、面接授業は1科目5,500円です。
半年に1度、学期が始まる前に、履修する科目分の授業料を一括で納入します。
学習方法
放送大学は、放送授業、面接授業、オンライン授業、同時双方向Web 授業の4通りの方法で単位を修得します。
全科履修生は、卒業要件として、面接授業またはオンライン授業の単位を20単位以上修得する必要があります。
①放送授業 | ① 放送授業とテキストで学習します。放送授業は各学期、1科目あたり、週1回、45分の授業を15回受講します。 ② 放送授業後に課される通信指導問題(択一式 or 記述式 or 両者併用式)を郵送またはインターネットで提出します。 ③ 単位認定試験(択一式 or 記述式 or 両者併用式)を受験し合格すると単位を修得できます。 ※ 通信指導問題で合格点を取らないと単位認定試験を受験できません。 |
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②スクーリング(面接授業) | 年間3,000以上のクラスが開講されています。 全国に57ヶ所あるサポート拠点(学習センター、サテライトスペース)で受講します。 授業への出席状況(8回の講義全てへの出席を前提)を満たしたうえで、学習状況が良好な場合に単位が与えられます。 ※ レポート・試験等が課される場合あり。 |
③オンライン授業 | インターネットに接続されたパソコンなどで受講するオンデマンド型授業。 授業を視聴し、課題(選択式問題、レポート、ディスカッション等)に取り組みます。 課題を提出することで成績評価を行うため、通信指導や学習センターで行う単位認定試験はありません。 ※ 一部科目では単位認定試験が行われます。 卒業に必要なスクーリング単位のすべてを修得することも可能です。 42科目開講中(2022年現在)。 |
④同時双方向Web 授業(通称:ライブWeb授業) | Web会議システム(Zoom)を利用したリアルタイム型のインターネット授業。 面接授業の代替として2020年度から実施されています。 |
募集情報
選考方法 | 書類選考 |
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募集人数 | ■ 全科履修生・・・・・15,000名(2・3年次編入学含む) ■ 選科履修生・科目履修生・・・・・40,000名 |
学費(初年度納入金) | 授業料は、履修する科目数に応じて支払うシステム。 ■ 入学金・・・・・24,000円(全科履修生)、9,000円(選科履修生)、7,000円(科目履修生) ■ 放送授業(1科目2単位)・・・・・11,000円(テキスト費込み) ■ 面接授業(1科目1単位)・・・・・5,500円(テキスト費別) ■ オンライン授業(テキストなし)・・・・・5,500円(1科目1単位)、11,000円(1科目2単位) ※ 通信指導料、単位認定試験の受験料は授業料に含まれます。 |
学費分納に関して | 不可 ※ 学期が始まる前に、履修科目分を一括納入します。 |
卒業までに必要な学費(概算) | ■ 1年次入学・・・・・70万6,000円 ■ 2年次編入学・・・・・52万9,500円 ■ 3年次編入学・・・・・35万3,000円 ※ 1年あたり17万6,500円 |
出願期間 | 2023年4月生 第1回・・・・・ 2022年11月26日~2023年2月28日 第2回・・・・・ 2023年3月1日~2023年3月14日 2023年10月生 未発表 ※ 郵送でもインターネットでも受け付けています。 |
在籍可能期間 | ■ 全科履修生・・・・・10年間 ■ 選科履修生・・・・・1年間 ■ 科目履修生・・・・・半年間 |
■ 関連リンク ■